2017年9月23日土曜日

レーザー加工機の製作・自作(計画編)

 今から遡ること6年前、CNCキットを制作したときに木材や皮革などは、レーザー加工機の方が裁断や彫刻ができて向いているのではと、漠然と考えたことからこの計画を始めました。
 元々、電気・電子・機械の教育は中学の技術家庭しか受けていない超素人にどこまで出来るのか、いや、そもそもレーザー加工機なんて素人が作れるのか?
 そんな所から出発して、技術・知識・根性などなど、色々な壁を乗り越えて何とか形になりました。
 詳しい方たちから見れば、稚拙な技術とも呼べない代物ばかりですが、モノづくりに少しでも貢献できればと、ここに記録を残します。
 なお、参考にしたりリンク張りして頂いて構いませんが、そのために発生するいかなる事象について、自己責任の意味を理解し、相互互助の精神でお願いします。もちろん、私は責任取れませんから。
 また、私は非営利で情報公開し、データ、写真、文章を利用される方はコメントしてくださると嬉しいです。

 さて、製作途中の写真は無いので、完成後のデータや写真などを公開します。
 なお、私のレーザー加工機の主要部品はマイクロファクトリー社製3Dプリンター「PRN3D」にて作成していますが、DMM等の3Dプリントサービスでも作成可能と思います。

 でっ、いきなり完成写真から。
 製作時のコンセプト?として、加工面積がA4サイズのレーザー加工機と同サイズのボディで、4倍の加工面積(A2サイズ)を加工できて、水冷装置や電源アダプター等を極力内蔵にすることを目標にしました。
なぜか、外観は家具調っぽくしました。一応、自室にマッチさせようと思って・・・
 サイズは幅844ミリ、奥行き587ミリ、高さ250ミリ。
 加工面積は600ミリx400ミリ。
 加工可能な材料の厚み40ミリ以下。
 重量、約15kg。

 はい、スケルトンです。Fusion360さまさまですね。
 赤い部品が、3Dプリントです。黒いのはAliexpressで買った中国製レーザー反射ミラーとレンズアッセンブリ。レーザー管も中国製。アルミフレームは国産のNIC社製。
 スライドレールはホムセンターで入手可能は樹脂ローラーを使用。
 これで、外装パネル以外の製作コストは7万円程度です。ちなみに外装に1万円くらいかけてしまいましたが・・・

 とりあえず、今日はここまで。
 次回は個々の部品を解説します。また、3Dプリントに必要なSTLデータや使用した部品の詳細も今後公開していきます。

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